小林美恵(こばやしみえ,ヴァイオリン)写真右

 東京芸術大学卒業。1983年、第52回日本音楽コンクール2位をはじめ第29回海外派遣コンクール河合賞など受賞多数。1986・87年と奨学金を得てアスペン音楽祭に参加。また、1988年、第4回シュポア国際ヴァイオリンコンクール第2位、あわせてソナタ賞を受賞。1990年、ロン=ティボー国際コンクールヴァイオリン部門で日本人として初めて優勝。1991年よりフランスを中心にリサイタルやオーケストラと共演。国内ではNHK交響楽団をはじめ主要オーケストラと共演。CDでは「フランス・ヴァイオリン・ソナタ集」,ヴァイオリン小品集「美しい夕暮れ」を発売。1997年の12月にはシューベルトの作品を発売した。最近では「日中国交正常化25周年記念読売日本交響楽団北京公演」のソリストに起用された。

長谷川陽子(はせがわようこ,チェロ)写真左

 15歳で日本音楽コンクール第2位入賞。桐朋学園を経てフィンランドのシベリウス・アカデミーに留学、A.ノラスに師事。フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団など国内外の主要オーケストラと協演。1990年、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞を受賞。ハンガリーのリスト音楽院大ホールでのリサイタルや「マンチェスターのチェロ国際フェスティバル」参加などで高い評価を得る。これまでに「第3回アリオン賞・審査員奨励賞」「村松賞」「霧島国際音楽賞」「新日鉄・音楽賞」「モービル音楽賞」など数多く受賞。CDでは平成7年度文化庁芸術作品賞受賞の「コダーイ無伴奏チェロ・ソナタ」,ベスト小品集「ナチュラル」などが専属のビクターより発売されている。

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